Surviving in New York !

香純 恭ニューヨーク郊外からのブログ

Patriotism

5月 8th, 2013

海外に住んでいると、ふとした事で日本の良いところ、又は住んでいるその国の良いところに、改めて感じる事がよくあります。
私がNYの小学校で、「いいなぁ」と思わずプチ感動した事、それは、学校で国旗の扱いを教えてくれると言う事です。これはつまり、愛国心を育てる教育な訳です。

5年生になると、色々な係りが回ってきます。日本でいう所の生活係り(低学年のお手伝い等)とか、校内パトロールなど。その中に、”Flag” と呼ばれる国旗係りがあって、係りになると、生徒達は朝早くに登校し、寒くても暑くても外に出て何人かづつのグループで国旗を揚げます。一人はロープをゆっくり揚げおろし、一人は国旗の端を決して地面に付けまいと慎重に両手で抱え、ひとりはロープの動きに合わせて国旗をこれまた慎重に渡していきます。そう、国旗は自分の国のシンボル、決して地面に付けることなく、しわにする事無く、敬意をもって掲揚するのです。子供達はというと、これまた自分がこの係りになった事が誇らしいかのように堂々としているのです。それを見た低学年の子達はちょっと憧れの眼差しで、自分がその係りになる日を心待ちにしたりします。

アメリカ国旗は至る所で見られます。例えば国民の休日に、子供の友達の家に行った時、玄関前に悠々と掲げてあります。何も特別な事ではなく、よく見られる風景です。

こうして、子供達は身近に国旗に触れることで、自国への敬意や誇り、文化を自覚し、愛国心が養われていきます。

 

先月、日本語補習授業校にて、入園入学合同式が行われました。所謂日本の入学、入園式です。私の娘も晴れて幼児部の入園となり、朝から娘の支度で大忙し。私も久しぶりにスーツもストッキングもパンプスも履いて、びしっと身を引き締めいざ会場へ。

…..びっくりしました。なんと国旗が掲揚されていないのです。どこにも。

なのに、アメリカ国旗だけはある。これはこの建物が普段は現地の中学校として使われているのものだから、たぶんスタンドの横にいつも備わっている物なのでしょう。

 

忘れちゃったのかしら?それとも何かの圧力??。。

 

ずっとそんな事を考えながらも式は終わり、その後何人かのご父兄にそんな話をしてみると、これまたびっくり、殆どの人はそれに気づいていませんでした。

これでいいのだろうか?

別に何が何でも国旗を掲揚しろと目くじらを立ててる訳ではありません。ただ、自国を大切に思う気持ちって、勝手には育たないと思うのです。子供達にとっては、こうした節目の一つ一つが大事な訳で、輝ける未来の肥やしになるのではないでしょうか?

 

でも、これとは別で一つちょっと感動したところ。全ての式が終了し、ふと会場を覗きに行ったところ、ごみひとつ無い、元の状態以上にきれいに片づけてありました。これは中々こちらでは見られない光景。さすが!役員以下、係りの皆様に本当に頭が下がるのでありました。