Surviving in New York !

香純 恭ニューヨーク郊外からのブログ

Happy Mother’s Day

5月 17th, 2013

5月12日は母の日。こちらの母の日もかなりのビッグイベントです。

町では沢山の花束を買って車に積んでるお父さんを多く見かけます。

私は今回、いつも子供達のお手伝いに来てくれるペルー人の女の子に、なんと自宅に招待されました。

シンディアは、将来ナースになる為、一生懸命勉強中の学生さん。うちに来た時はいつも日本食の夕飯にトライしてもらい、私の知っている外人?の中で、唯一納豆にチャレンジし、美味しいと言い切った逸材です。

とは言え、ペルーのご家庭に行くのは初めて。もちろんスペイン語は話せません。何より、ラティーノ(Latino) の集まる住宅街に行った事がなかったので、かなりドキドキ、嬉しいけど、ちょっと怖い。車停めて大丈夫かなとか、一応友人に行き場所を伝えた方がいいかなとか、いらない心配が頭をよぎります。

先ず連れて行かれたのがヒスパニック系の教会。もうこの時点で心臓バクバクです。

もちろんアジアは私達だけ。行くなり、皆が私達に”God bless you” と言うなり体中ペタペタ、ハグハグ。私はカバンと子供達をしっかり抱いて全身硬直しながら言われるまま教会の最前列へ。

そして「今日はシンディアがスペシャルゲストを連れて来てくれました。」といきなり紹介され、(もちろん英語の通訳付き)”キヨコ!!”と会場の皆に言われるなり両手をかざされた!もう緊張度100%!声が出ない!

でも何とか先入観を排除し、純粋に耳を傾けてみると、どうやら皆は母の日を心から讃えているようです。

少しずつ、緊張が解けてきた時、小さな女の子がそばに来て、ゆっくり私の手に触れ”God bless you..”

小さな手で触れ、小さな声で、私の幸せを願ってくれている。感動しました。こんな小さな子が、人の幸せを願ってくれているのです。

「みなさん、ありがとう。」やっと声が出てきました。

 

何とか難なく教会を後に、さて、次はいよいよシンディアの家へ。

 

ちょっと暗いアパートの階段を上がると、何やらスペイン語らしき声が。。。またまた緊張が全身を覆い始めます。

「ここです。」シンディアが扉を開けると、そこには何と大勢の人人人!「○×△■◎!!!」「×◆△〇!!!」

多分「よくいらっしゃいました!」みたいな事を言ってくれたのだと思います。次々に握手、え、みんなご家族??

そしてシンディアのママ登場。彼女のママは以外にも凄く小さく、多分150cm 無い位。お互い、シンディアから話はよく聞いていたので、会った瞬間、自然に抱き合い、一気に不安が吹っ飛びました。

シンディアのママは、女手一つで2人の子供を連れ(本当はもう一人いました)異国に渡り生きる道を切り開いて来ました。子供に教育の場を与え、自分は英語が片言だけど、明るくて、たくましくて、世話好きで、数々の困難や差別にも負けず、困っている同胞を助け、料理好き。明るい笑顔の向こうに、本当に苦労したであろう面影が、貫録となって彼女を支えているのが分かります。正直言って、美しかった。

だから毎日色々な人が相談に来たり、顔を出しに来るのだそうです。道理で家中ひっかえとっかえ凄い人なんだ。。

私は、この家族から心尽くしの御もてなしをされ、言葉にならない感動を感じました。多分、こんなに準備してくれた事は、家族にとっては大変な事だったでしょう。でもそんな事微塵も感じさせず、私はペルー料理をご馳走になり、片言づつでも笑いが絶える事は無く、お互い励まし合い、最後は固く抱き合いました。

シンディアは私の事を「もう一人のママ」と呼んでくれました。だから今日はどうしてもおもてなしをして感謝の気持ちを伝えたかったと。

家族朝一から夜遅くまで働いて、合間に学校に行き、帰ってきたら困っている人達の相談に乗り、手を差し伸べ、そして明るく輝くシンディアの家族。ここはかけがえのない幸せで溢れていました。

 

 

素晴らしい母の日を

ありがとう。