Surviving in New York !

香純 恭ニューヨーク郊外からのブログ

Happy Thanksgiving Day

11月 23rd, 2012

こちらは今、サンクスギビングデー。

正に日本のお正月のようなイベントです。何日か前から、この日の為のごちそうの下ごしらえが始まり、当日は遠方より家族や親せきが一堂に集まってごちそうを頂きます。
全ての公共施設は休み。この日に限っては、私の大学もさすがに休みになりました。

前日のスーパー等は、もう大晦日の商店街状態。お正月がお餅とおせち料理なら、サンクスギビングは七面鳥とコーンブレッド。これ無しにサンクスギビングは語れません。

自由を求め、ヨーロッパよりアメリカ大陸に初めて渡った人々(Pilgrims) は、初めての土地に対応出来ず、初年度は寒さと飢えで多くの人々が亡くなったそうです。先住民だったネイティヴアメリカン(昔でいうインディアン)は、この人々にコーンの種を与え、耕し方を教え、また野生の獲物の捕らえ方等、生きていく全てを教え、人々を助けました。次の年、Pilgrims 達はネイティヴアメリカンを招待し、沢山のごちそうを用意して感謝の宴をしたのが始まりといいます。1863年、アヴラハムリンカーン大統領がサンクスギビングデーを正式に国民の休日にしたそうです。

多くの宗教が混ざり合うアメリカで、サンクスギビングデーは唯一宗教とは関係なく誰もが祝う特別のナショナルホリデー。

この日は皆が、食事に、家族に、友人に、すべてに感謝し、祈る日。

私はアメリカの休日ではこの日が一番好きです。町中も、なんとなくお正月に似ているという事もあるでしょう。

親戚がいない私達は、友人家族にご招待を受け、この日はパパの手作り(こちらはお父さんがごちそうを作るケースが多いです)のターキーとステーキを鱈腹頂きました!こちらからは、ニコニコ顔の巻き寿司と、鮭の押し寿司をケーキ型に入れて持参。

味より見た目で勝負してしまった私ですが、皆さん喜んで下さったようです(^^;)

サンクスギビングは11月第4週の木曜日から三日間。因みに金曜日は”Black Friday” と言って、年で一番大きな大大セールが夜中12時よりスタート!高速道路は大渋滞で、皆お目当てのお店に向かいます。寝袋を持ってお店の前に並ぶ人も!そしてアメリカ中のパパ達は、フットボールのビッグゲームを、辛ぁいソースに付けたチキンを頬張りながらTV観戦するのが恒例。

私が大好きな女優、サンドラブロックがアカデミー主演女優賞を取った映画「幸せの隠れ場所」(洋題”Blind Side” ) に、正にサンクスギビングデーでパパがフットボールを見ているシーンがあります。サンドラブロックはテレビを無理やり消して、家族の皆を食卓に呼呼び、皆で手を繋いで感謝の祈りをささげます。サンクスギビングデーでのアメリカの家庭の一部をよく表しているシーンでした。

心のこもった美味しいごちそうと楽しいおしゃべり。(そしてちょっとお酒も!)

正に幸せの文化です。

休日明けからはいよいよ期末試験(Final Exam) の準備に入りますが、 つかの間の休暇をたっぷり楽しみたいと思います。